ドルコスト平均法をわかりやすく図解

初心者におすすめされる方法が、ドルコストですが、

本当におススメなのでしょうか?

丁寧に解説してみたいと思います。

まず、投資の目的は、利益を手にすることです。これは誰でも共通の目的です。

そのためには、「掟(おきて)」があります。それは、「安い時に買って、高い時に売る」ということです。(売りから入る方法もありますが、初心者には向かないので割愛します)

とはいえ、

初心者には安い時がいつなのかわからない

ので、困ってしまいます。そこで金融機関などの「売り手」が初心者におススメするのがドルコスト平均法です。

ドルコスト平均法はザックリいうと、「毎月、同じ日に、同じ金額で、同じ金融商品を買い続ける」という運用方法です。

売り手が口にするのは、「安い時にはたくさん買えて、高い時には少なく買いますから、結果として、高値掴みを回避できます。つまり、購入価格を平均化できるのです」

素晴らしい! ・・・・・・と思いますか?

どこの投資の本にも書いてあるし、どこの金融機関でもおススメされるから、正しいと思いますか? もし、そう思うなら、あなたはお人よし過ぎるのかもしれません。もう少し、売り手を疑う力を身に着けた方が良いでしょう。

中級者以上の人から見るとドルコスト平均法には、突っ込みどころが満載であることが分かります。どこがおかしいか、分かりますか?

(?_?)「ドルコスト平均法のどこがおかしいの? 高値掴みが回避できるし、購入価格も平均化できるから、いいじゃない!」

もう一度、冷静になって、ドルコスト平均法の売り手の説明を見てみましょう。おかしいところにアンダーラインを引きました。

「安い時にはたくさん買えて、高い時には少なく買いますから、結果として、高値掴みを回避できます。つまり、購入価格を平均化できるのです

はい。これがおかしいところです。

まず、「高い時には少なく買いますから」という部分がおかしい。高い時に買ってはいけません。

次に、「結果として、高値掴みを回避できます。つまり、購入価格を平均化できるのです」という部分もおかしいです。高値掴みにならないかもしれませんが、高い時にも買っているから、結果として、安く買えていません。購入価格を平均化できるといえば、聞こえは良いですが、安値で買うことに失敗していることに触れていません。

こんなヘンテコな方法ではダメなのです。

当たり前ですよね! 

ですが、多くの初心者の方はこんなことにも気が付きません。


投資の原則と、常識とされているドルコスト平均法は矛盾しています。

つまり、どちらかが不正解なのです。どっちか?

それは、ドルコスト平均法です。これを積極的に導入する人は金融機関などの売り手側にすると「よいお客さん」です。悪い言い方をすると、「カモ」です。ご注意ください。

私たちの目的は、「利益を得ること」であり、「売り手を儲けさせること」ではありません。

また、ドルコスト平均法での投資対象にも注意が必要です。長期的に見て、成長しない分野に投資をすると、続けるほどに損失が出やすくなります。この部分にも売り手は言及していません。知らないのなら問題ですし、知っていて黙っているのなら、更に困ったものです。どちらなのでしょうか。

「世界にドルコスト平均法で分散投資をすれば安心です」

というセリフもよく耳にしますが、その場合も注意が必要です。いくら世界が右肩上がりに成長していくとしても、換金時に金融危機や世界不況などで価格が下がっていれば、やはり損失が発生します。

ドルコスト平均法は、万能で必ず儲かるわけでは、ありません。また、いつまでもドルコスト平均法をしていては、中級者にもなれません。

ご注意ください。

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